2026/10/09 09:30
赤米が見事に倒伏したこともあり、予定を少し早め、6日から天日干し「赤米のはざかけ」を始めました。
バインダーで刈り取り、刈りきれない稲は手刈りします。
人手が足りない中、今年も「いつから始めますか?」「僕にとってのお祭りですから」「加勢しようか?」と、
いつもの方々が集まってくださいました。
加勢とともに、温もりと優しさを届けてくださる皆さんのことを、私たちは忘れないと思います。
作業は穏やかな天候のもと順調に進み、穂増の刈り取りまで進みました。
写真は10月8日、朝8時の田んぼの風景です。
夜、山から冷気が降りてきて、稲は夜露をまとい、月の癒しのもと、しっとりと潤います。
朝、太陽が昇ると、一面に白い霧がゆっくりと立ち上り、朝の光の中でほどけていきます。
光は少しずつ移ろい、風が吹くたびに稲穂が揺れ、さらさらと音を立てます。
太陽が空を渡り、風が吹き、やがてまた月が上がってくる。
その繰り返しの中で、稲はゆっくりと乾き、実りの最後の熟成へと向かっていきます。
人の手を離れ、自然のめぐりにゆだねる時間。
何度も心をとめてしまう、美しい営みです。


