2024/04/05 11:50
2023年2月4日、当時知り合ったばかりのお友達(今では心の友)に誘われて
何があるのかよくわからないまま、京都大原まで出かけたイベントが「月待ち」でした。
その名の通り、月があがってくるのをただひたすら待つ^^という
東京の月の会主催のイベントに参加させていただきました。
私はもともと、昔から夜空を見上げるのが好きで
「太陽や月と共にある暮らしを繋ぎたいと願う女たちの会」という会も作ってました
でも既に上がっている月を愛でることはあっても、
月が上がってくるのを待つという体験はありませんでした。
だから月をひたすら待つ、じっと待つという体験はとても新鮮であり、感動だったのです。
2月の雪一面の寒いなか、震えながらのおしゃべりも楽しくて
月待ち講という言葉や、23夜講という言葉なども初めて知りました。
満月十五夜の翌日の月、十六夜を立待月、十七夜を居待月、十八夜を寝待月
(満月過ぎると月はだんだん上がってくるのが遅くなるので)
立って、すわって、寝て待つという素敵な感性
人は永い間、月で日を知り、
日の移り変わりの中で四季を知り、1年を知るという暮らしでした。
時を刻み、時を知るのは 自然界の大きな営みの中にあり
月待ちて
古の民は何を想い
何を祈ったのだろうと想います。
月とあらためて出逢った大切な日となりました。